「SDGs」-目指すべき17の目標-
昨今、テレビの特集や雑誌で「SDGs」が取り上げられることが多く、身近に感じている方も多いと思います。「SDGs」は、2016年から2030年の15年間で達成すべき“世界共通の目標"です。2015年9月に国連で開催された持続可能な開発サミットで全193の加盟国によって採択されました。世界的に注目を集めており、日本でも企業をはじめとして導入されたという話を耳にしたことがあるのではないでしょうか。しかし「SDGs」の大切さは理解できてもいざ始めようと思うと「どこから実践したら良いのか?」「これもSDGsになるの?」と悩んでしまうことがほとんどです。今一度「SDGs」の内容を整理し、小さなアクションから始めてみませんか。
「SDGs」に関する最新情報は下記サイトよりご確認ください。
01 貧困をなくそう
私たちにもできること
- ユニセフやチャイルドスポンサーシップへの寄付、募金。
- 国際フェアトレード認証ラベル製品を購入する。
02 飢餓をゼロに
日本では年間2,842万トンの食品を捨てていて、その内、食べられるのに捨てている食品は646万トンあると言われています。
私たちにできること
- 買い物をする前に冷蔵庫を確認する。
- すぐ食べるものは賞味期限の短いものを選ぶ。
- 食べ残しは捨てずに別の料理に作り替えましょう。
03 すべての人に保健と福祉を
私たちにできること
- まずは世界の医療課題に興味を持ち、ワクチン募金などをしてみる。
- 健康診断、検診を定期的に受ける。
- 運動の習慣化、食生活の改善など、健康に気をつかう。
04 質の高い教育をみんなに
私たちにできること
- 気になったアクションやニュースをSNSでシェアする。
- ボランティアに参加する。
- 募金する家庭や地域などでも学べる機会を増やす。
- 世界の教育、日本の教育の課題について興味を持つ。
05 ジェンダー平等を実現しよう
私たちにできること
- ジェンダー平等に興味をもち、理解する。
- 仕事も家事も子育ても平等に分担する女性が活躍できるような環境を整備する。
06 安全な水とトイレを世界中に
私たちにできること
- お風呂の残り湯を洗を洗濯に使う。
- シャワーの時間を減へらす。
- トイレの水を流すときに大小のレバーを使い分ける。
07 エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
私たちにできること
- 日本や他の国のエネルギー状況に興味を持ち、未来のエネルギーについて考えてみる。
- 使用しない時はコンセントを抜く。
- 電化製品の主電源をこまめに切る。
- 公共交通機関をできるだけ使う。
- アイドリングストップを心掛ける。
08 働きがいも経済成長も
私たちにできること
- ワークライフバランスを考えて働く。
- フェアトレード(公平・公正な取引と認定された商品)商品を購入する。
- オーガニックコットン素材が使われた製品を選ぶ。
09 産業と技術革新の基盤をつくろう
私たちにできること
- 水はどのように供給されているかなど、自分たちのインフラ設備を理解する。
- 世界のインフラ設備の状況について興味を持つ。
- 災害復旧などの募金をする。
10 人や国の不平等をなくそう
私たちにできること
- 募金をする。
- お互いの違いを認め合い、理解する。
- ボランティアに参加する。
- 手話、点訳、音訳、要約筆記などに興味を持つ。
- 地域の啓発イベントに参加する。
11 住み続けられるまちづくりを
私たちにできること
- 地域活動に参加する。
- まちづくりに積極的に参加する。
- 検索エンジンをエコシアに切り替える。
- 自分が住んでいる街の魅力を考えてみる。
12 つくる責任つかう責任
私たちにできること
- 食べきれる分を注文して、食べ残しをしない。
- 食材を買い過ぎず、買った食材は使い切る、食べきる。
- 1週間のゴミの量を測ってみる。
- 賞味期限の近い値引き商品を買う。
14 海の豊かさを守ろう
私たちにできること
- マイエコバックを使用し、レジ袋はもらわない。
- マイボトルを使用し、ペットボトルやストローの使用を減らす。
- 簡易包装の商品を選ぶ。
- ゴミの分別を徹底し、再利用する。
15 陸の豊かさも守ろう
私たちにできること
- 地域団体などがやっている植林活動や森づくりに参加してみる。
- 環境に配慮した製品を選ぶようにする。
16 平和と公正をすべての人に
私たちにできること
- 国際的な紛争問題などに興味を持つ。
- 関連するイベントや募金などに参加してみる。
- 選挙に行くなど、積極的に政治に参加する。
17 パートナーシップで目標を達成しよう
私たちにできること
- SDGsについて興味を持ち、会社や地域の人、家族や友人などと話して、みんなで行動に移す。
- SDGsに関するイベントなどに参加してみる。
- SDGsの達成に向けて頑張っている企業を応援する。
上記に挙げた「私たちにできること」はほんの一例です。
また一度に全てのアクションを実践しよう!と考える必要はありません。個人・企業など規模に関わらず、まずは「できること」から第一歩踏み出すことが大切です。